花遍路:◆お遍路(2/4)1日目前半
2006-11-20T13:26:30+09:00
88junrei
四国八十八カ所お遍路旅日記
Excite Blog
第1日目(2/4・前半) 第32番札所(弾師峰寺) 石土池~第35番札所(清滝寺)
http://hanahenro.exblog.jp/2757748/
2006-02-15T00:24:00+09:00
2006-11-20T13:26:30+09:00
2006-02-15T00:24:24+09:00
88junrei
◆お遍路(2/4)1日目前半
(第32番禅師峰寺)石土池(ウォーク出発)→種崎港~~フェリー約5分 無料~~→第33番雪渓寺→第34番種間寺→第35番清滝寺→堂尻~バスで宿泊所 『三陽莊』 へ(土佐市宇佐町・第36番札所の近く)
歩行距離 24.05km 歩行数 38,979歩 消費カロリー8501kcal
脂肪燃焼量 58.3g 歩行終了時刻 16:32
注1:)万歩計:オムロンヘルスカウンタHJ-113使用(表示カロリー、脂肪燃焼は、個人の年齢、性別によって差が見られる。補正係数がある)
注2:)今回カウント開始は1km程度進んでから始めました。
-出発の夜~節分(2/3 金)-
2月3日(金)今夜は節分です。当然のことながら翌日は立春です。
しかし、今夜の大阪は風がピュ~~ピュ~~小雪が時々舞う真冬の最中という感じです。
今回の「第9回遍路ウォーク」は夜行の出発です。大阪駅近くへの集合時間は22:45分です。
ちなみに・・節分なので夕食に今年の恵方「南南東」の方向をむいて、今年の無病息災と遍路の無事を祈って「巻寿司」の丸かぶりをしました。
集合場所では、おなじみの顔ぶれが次々集まり、今回もお互い元気で無事参加出来ることを喜び合う光景がそこここでみられます♪
出発を待つ間も風がピュ~~ピュ~~ゆきがチラチラ(♪歌詞じゃないけれど(笑))本当に寒い夜です!
「この調子だと明日からの遍路もきっと寒いかもねぇ~」と・・・覚悟の出発です。
バスに乗って旅行会社のスッタフさんから、「四国の高速(雪等で)がつかえるかどうか、途中のSAで判断しながら行きます」・・・等々のいくつかの説明があり、いよいよ大阪を(2/3 夜中前)出発しました!
夜行の出発も、もう勝手がわかってきたので皆段取りよく、思い思いに準備します。
途中トイレ休憩や時間調整でいくつかのSAに停車しながらー。
車中の様子はさまざまです!出発して一通りのことが終了すると、もうすぐアイマスクをして休む人もいます。でも、大方の人はワイワイガヤガヤ・・、飲んだり食べたり・・、しばらくは賑やかです。これも団体旅行の楽しみでしょう・・・ね♪
でも、翌日早朝からのウォークにそなえて体調管理には皆心得ているので、無茶をする人は見受けられません!皆優等生で~す。
私も普段マイカーで出かけた時等はつい、うつらうつらして家族からよくせめられたりするのですが、おかしなものでこん時はなかなかスヤスヤとはいきません。
でも、いつの間にか知らない時間があったので眠ったようです!気が付くともう四国に無事着いていました。高速も通行できたようです♪ 運転手さん「どうもお疲れさま!」でした。
-高知市に到着の朝~(2/4 土)-
↓高知市内 ドライブイン 2/4 7:22(朝食後)
早朝、ドライブイン『かつお船』で朝食を摂りました。いつもはお弁当の朝食ですが、今回は店内での温かい朝食がいただけました。
ドライブインはこの日のために特別に早朝から開けて貰ったそうです。
でも、その前に一夜のバスから解放されて朝の体操から始まりました!着いた時はまだ夜明け前でうす暗かったです。
朝食を摂っていると海の地平線からの日の出がとてもきれいでした♪カメラが手元になくて残念。。。
-ウォーク出発(第32番弾師峰寺 石土池)~第33番雪渓寺へ-
↓ウォーク出発まもなく! 2/4 7:47
いよいよ第9回お遍路ウォークのスタートです!
スタート地点は前回の最終地点だった第32番弾師峰寺石土池からです。
覚悟をしていた寒さもなんのその、まったく心配なく青空の下まさに早春!という感じです♪雪渓寺へ9km標識 2/4 7:53 ↓大きなクスノキ 2/4 8:10
道端の畑では、もう露地栽培でエンドウがこんなに成長していました。さすが南国ですね!
↓えんどう 2/4 8:13 ↓さざんか・タマミズキ 2/4 8:17
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-種崎港から渡し船で-
今回は遍路始めての体験をします!・・・と言うのは、移動に船を使います。
長浜~種崎間を県営渡船を利用します。
ウォーク出発時、リーダーからこの渡船を利用するに当たって『他の乗客もいるだろうし、このメンバー100名が一度には乗り切れないだろうから、先頭グループは8:30分発に乗れるよう行動してほしい』旨の説明がありました。
で・・・渡船場への後半の道のりをチョー急いで、急いで・・・歩き・・走り・・歩き・・走り・・ましたが、渡船場へなかなか辿り着けません。
もう、ソコって感じがするのだけれど、遠いのです!
道端のバス停で待っているご婦人達は「何をそんなに急いでいるの~船はもう出発しているよ~」みたいな顔をして私達を眺めています。
聞けば腕時計を見ながら「8:30分のが今頃出てるわ・・・」と言われます。
でも、先頭の数人が走るので、もしかしてまだ見込みがあるのではと、ついつられて走ってしまいました。
ハァ~ハァ~やっとたどり着くと、車で先回りしているアマチュアカメラマンの方達が「5分前に船は出ましたよ~」・・・残念!でした。汗いっぱいかいてしまいました!
朝着替えの時、背中に一枚タオルを広げて当てていたので、タオルを引き抜くだけでよかったです。役に立ちました。
↓渡船場200mの標識 2/4 8:32 ↓渡船種崎待合所 2/4 8:39
↓県道弘岡下種崎線 長浜~種崎間 県営渡船 運行時刻表(平日)結局9:10分発の渡船に乗りました。他の乗船客はなく遍路隊全員一度に乗船できました。海の上の県道なのですね。ちなみに料金は無料です。
↓”ニューさじま” 海をきれいに! ↓向こう岸まで~~5分!
-対岸の長浜に到着-
↓対岸に到着です。 2/4 9:15
乗船して出航するまでの時間に見かけたのですが、前方に見える船に『海をきれいに』と書いた幕を掲げてあって、船に乗っている人が長い柄のタモを持って何かをすくっていました。
最初は何気なく見ていたのですが、よくよく見ると”ニューさじま”と書いてあって、高知県とありました。そして、男性がゴミをすくっていました。私は「へぇ~海のゴミ掃除をしているのだ!」と、普段海に接していない生活なのでこんな光景を見るのは初めてで、いろいろやっておられるのだなぁーと感心しました。
雪渓寺に向けてのお遍路路の長浜で、家々の玄関にお正月のしめ縄のお飾りがそのままあって、それを見てみんなが「ここら辺はいつしめ縄をあげるのだろう・・?」と、不思議がりながら通り過ぎました。この写真の家は何を意味するのかなが~いしめ縄が張られていました。
玄関には普通のしめ縄が飾ってありました。
↓雪渓寺に到着! 2/4 9:20 ↓雪渓寺境内 2/4 9:30
今回お遍路最初の一ヶ寺(第33番雪渓寺)を打ちました!
本堂・大師堂の写真をUPしていますので、↑、もしくはカテゴリーをクリックしてみてくださいね♪▲topへ▼下へ
-第33番雪渓寺~第34番種間寺への遍路ウォーク-
青空の下遍路隊は次の種間寺へと快調に進みます。
朝一番の渡船場へは、急いで駆け足状態でのウォークをしちゃいましたが、船で渡ってからは割合ゆっくり感じで雪渓寺へ、そして種間寺へと進みました。
↓県道278 春野町・種間寺標識 2/4 10:03 ↓種間寺へ4.7km表示 2/4 10:14
本当に気持ちの良い遍路日和でした♪
広大な畑があって、そして野菜のハウスがすごく多い所でした。
こんな暖かい所でしかもハウスでどんな野菜を作っているのだろうか?・・・と、話しながら、ハウスを気にしながら、歩いていました。
-以下の写真は青空の下種間寺への遍路です-
↓2/4 10:14 ↓2/4 10:39
今回も地元のカメラマンが何人か私達の遍路隊を追っかけていました。
帰りのバスでこのカメラを持って追っかけをして居られる方達の説明がありました。
この遍路ウォークの参加者の方の詩仲間のお知り合いが四国に居られて、その方の関係者(カメラ教室の先生と生徒さん達)が撮影されているとの事でした。
↓道端にカメラマが・・・2/4 10:40 ↓附近の景色・・・2/4 10:41
今回のお遍路の中で印象に残ったのはハウスと道路の横の疎水でした。
道端でフキノトウを見つけました!私にとって今年始めて春をみつけました♪
↓道路端の疎水 2/4 10:59 ↓フキノトウ 2/4 10:51
↓スイセン 2/4 10:56 ↓種間寺500m 2/4 10:58
第34番 種間寺が見えてきました。
この遍路ウォーキングに参加して今回で第9回目ですが、私にとって始めてのアクシデントが足に来た感じです!!!(ジワジワと)
今まで足の裏が少し痛いくらいで、ほとんどなにもなく過ぎてきたのに・・・これ以上悪くならないことを祈りながら種間寺に到着です。
↓種間寺がすぐそこ 2/4 11:04 ↓種間寺到着 2/4 11:05
種間寺の境内はとても真新しくきれいでした!
種間寺を打ってから、昼食のお弁当を頂きました。
お天気が良いので歩いている時は汗ばむくらいですが、休んで汗が引くとやはりまだ寒いです。特に日陰は・・・。でも、バスが待機してくれているので助かります。♪▲topへ▼下へ
-第34番種間寺~第35番清滝寺への遍路ウォーク-
午後から歩き始めてすぐ大きく表示した案内看板がありました。
「次は35番清滝寺へこれより10km」と表示しています。
↓案内表示板 2/4 11:59
お昼を摂って、休憩して、エネルギーを補給したのでまた力が蓄えられたという処でしょうか!
左の足のつけ根が少し調子が悪くなってきていたのが(私にとってこのウォークだけで、普段何も運動をしていないのに、今朝突然ウォーミングアップなしで走ったからいけなかったのか・・・、やっぱり身の丈にあったことをしないといけないということかしら。。。きっと!)
これで少しバンカイしてきました。
さぁ~どんな遍路が待っているのか・・・お天気が良いので心も爽快です♪
↓県道279号線を~ 2/4 12:03 ↓野菜ハウスが多いです!2/4 12:11
涼月橋承応元年(1648)土佐藩主忠義公の執政野中兼山先生(春野神社祭神)により、新川川、新川町がつくられた。当初これにかかる橋は木造であり、現在の橋の片側に残っている純石造橋は明治三十年頃(1897)の造りといわれ、この碑は当時の名柱の一部である。その工法のすぐれた形からメガネ橋とよばれ広くしたしまれた。
昭和60年8月施工 新川自治会・新川老人クラブ。
下の石造橋は別名メガネ橋と呼ばれて広く親しまれていると書いてありました。
以上は案内表示板のままを記しました。
↓石橋が・・涼月橋 2/4 12:34 ↓涼月橋の案内表示 2/4 12:34
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-仁淀川の岸辺を行くお遍路-
新川の住宅街から仁淀川の堤へ上ります。
↓住宅街から堤へ 2/4 12:37 ↓堤には大師様が 2/4 12:37
堤に上ると目の前が開けて「わ~すご~い!」って感じでした♪
なが~い堤と広野と青い空とですばらしい風景でした。
「ここで休憩にしま~す!」と声がかかります。しばし、この風景を楽しみます♪
それぞれ思い思いに・・・。堤の下には小さな木の小舟が何艘か置いてあって、いつの間にかその小舟にのって、長い竿で船を漕ぐ真似をしている男性陣がいました。
笠をかぶった遍路姿が妙にその小舟とマッチしていて絵になるって感じでした!!(笑)。
その姿をパチリ!とカメラに収めたのですが、出来はイマイチでした・・・
↓休憩 2/4 12:40 ↓堤の下の小舟 2/4 12:41
↓前方に見える橋は一級河川「仁淀川大橋」です。あの橋をを渡ります。
↓休憩終了!出発です 2/4 12:51 ↓堤の遍路行列 2/4 12:52
↓一度堤を下りて 2/4 12:56 ↓大橋手前春野町側 2/4 12:57
仁淀川大橋は土佐市と春野町の間に架かっており、当然ながら「一級河川によど川」に架けられている橋で(R56)、全長633mだそうです。私達は春野町側から渡ります。
渡っていて「ワ~すご~いながい~」と感じました。歩いても、歩いても渡り終わらない・・・どこまでつづくの~・・・って!そして、渡りはじめから橋の中頃まではひろ~いきれいな河原でした。その白い河原にタイヤの跡がいっぱい残っていました。そう言えば橋の手前に「河原であそぼう!」と書いた大きな看板がありましたっけ。
橋の後半の下には、それはきれいなブルーの川が流れていました。こんな大きな川でこんなにきれいな色の川は始めてみました。
↓きれいな河原の仁淀川 2/4 13:01
↓きれいな水の仁淀川 2/4 13:03 ↓一級河川 によど川 2/4 13:04 ↓大橋を渡るお遍路(土佐市側から)2/4 13:04
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仁淀川大橋を渡り終えて右に折れ、しばらく仁淀川を右手に見ながらのウォークでした。
春野町から土佐市へと移りました。途中先回りしたカメラマンが時々現われます!
35番清滝寺へは峠越えがあると聞いているので、覚悟をして歩かなければ・・・。
↓仁淀川を右に見ながら 2/4 13:08↓県道56号 2/4 13:26
↓野菜ハウスに遍路姿が・・・2/4 13:36 ↓清滝寺入り口標示 2/4 13:40
↓民家の庭のピラカンサ 2/4 13:41
今年はどこを歩いても民家の庭のピラカンサの実がたくさんついたままでした。
我が家もいつもの年なら、お正月までなんとか鳥に摂られずにすめばと願ったりするのですが、今年はなぜが小鳥も来なくて未だに実はたくさんついています。↓のんびりとへんろはつづく~ 2/4 13:45 ↓いよいよ登りはじめ・・2/4 13:57
↓久しぶりの水切り瓦 2/4 14:00 ↓登り坂 2/4 14:01
↓清滝寺仁王門に到着 2/4 14:09 ↓厄除けの薬師如来像 2/4 14:14
↓薬師如来像の胎内巡り 2/4 14:32
登りを覚悟をしての遍路だったので、いざ、上ってきてみると、覚悟のお陰で「え~これでいいの~」という声がしていました。私も同感でした!
薬師如来像の胎内巡りをして参りました。真っ暗な狭い胎内を壁伝いに巡っていきます。
みんなとつながって巡ったので、なんとか最後までめぐることができましたが、ちょっとこわいです!これで厄除けができますように・・・。 合掌
>>この続きの遍路日記は、第1日目(2/4)後半にUPしています。
お遍路関連記事
>>お遍路目次へ
>>引き続き お遍路1日目(2/4)後半へ
>>前回(2006.1/9) 第29番(国分寺)~第32番(禅師峰寺)へ
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